カーテンの洗濯ってした事なかったけど、よく見たら意外と汚い^^;
気づかないうちに「かなりの量の埃や汚れ」が付着して
なんとなく気になる「部屋のニオイ」の元になっている可能性があります。
キレイにしたいけど・・・洗うにはどうすればいいのかな?
クリーニングに出すの? それとも洗濯機で洗えるの?
洗い方を見分ける方法や、気をつけるべきポイントを紹介します。
カーテンの洗濯はクリーニングに出すの?
そもそもカーテンの洗濯って、するのか、しないのか。
色々な人に話を聞いてみたところ「洗う派」と「洗わない派」に分かれました。
◆洗う派
・実家で親が洗っていたので洗っている
・GW頃と年末(またはそのどちらか)に洗っている
・季節ごとにカーテンを替えるのでついでに洗うようにしている
・喫煙者がいて臭いが付くので1,2ヶ月に1度は洗うようにしている
◆洗わない派
・カーテンは洗う物だという認識がない
・実家でも洗っているのを見たことがない
・数年使って汚れたら新しい物に買い換えている
・洗いたいとは思うがカーテンが傷んでしまうのが怖くて洗えない
さらに・・・
「洗う派」の人に「クリーニング」なのか「自宅洗い」なのかを質問。
◆クリーニング派
・水洗いNGなのでドライクリーニングに出している
・水洗いはOKだが、カーテン(窓)のサイズが大きいので洗濯機に入らない
・家で洗えるかもしれないが、奮発して買ったオーダー品なのでプロに任せている
◆自宅洗い派
・クリーニング代が結構高いので、自宅で洗っている
・よく考えた事がないが洗濯機で洗っていて問題はない
・マメに洗いたいので水洗いOKの物を買うようにしている
「洗う・洗わない」「クリーニング・自宅洗い」と、カーテンの扱い方は色々でした。
が・・・
「人の家のことはどうでもいい!洗えるなら洗いたい!
けど、うちのカーテンは洗えるのか?洗えないのか?」
ですよね(笑)
洗濯方法の見分け方を確認してみましょう
カーテンに洗濯表示がない場合は?
カーテンに限らず、衣類や布団カバー、マットの類もそうですが
基本的に取り扱い方法は、本体にペロッとくっついているか、購入時のタグに書いてある
「洗濯表示」や「素材表示」で判断します。
・水洗い可能なのか?
・乾燥機が使えるのか?
・ドライクリーニングが出来るのか?
・アイロンはかけていいのか? その際の温度は?
などの取り扱い方や・・・
・綿
・ポリエステル
・麻
・レーヨンなどなど…
素材の情報が記載されています。
洗濯マークの見方はコチラ→経済産業省公表資料 平成28年12月からの新しい洗濯表示
カーテンにも、このタグがあるのでまずは確認してみましょう。
ですが!!
物によっては「タグがない」とか「タグはあるけど日焼けしちゃって字が消えている」など
カーテンの扱い方が確認できない物、が・・・結構あります^^;
そんな時はどうすればいいのでしょうか?
4つのパターンをご案内します。
1:購入したお店に相談
買ったお店で聞いてみると、取り扱い方法を調べてくれる場合があります。
まだ比較的新しい物や、この先もまだまだ使いたい、という場合は間違った洗い方で
縮んだり型崩れしてしまうことは避けたいですよね。
お店に相談するれば「必ずわかる」というわけでは無いですが
オーダーした物の場合は、取り扱い方法を教えてくれる可能性は高いですし
既製品の場合は、お店に行ってみると「同じシリーズ」の物が販売されている事もあるので
パッケージで取り扱い表示が確認できる可能性があります。
まずはお店で確認してみることをオススメします。
2:縮みや型崩れを覚悟の上で思い切って自宅洗いしてみる
特にこだわって買った物では無いし、洗ってキレイになればまだ使いたいけど
洗えないなら買い換えるかな、という感じで・・・
・特別こだわって購入したものではなく
・まぁ買い換えてもいいんだけど、きれいになったらまだ使えるな
という感じのものであれば、一か八か洗ってみるのもアリではないかと(笑)
ただ、日焼けして表示が消えてしまっているような物は、紫外線によって
カーテンの生地自体もかなり劣化している可能性があります。
洗うことで生地が損傷したり、縫ってある糸が切れてしまう、というような
「洗ったら使えなくなってしまった」という可能性もあるので・・・
その辺りは覚悟の上、自己責任でお願いしますね。
3:一か八かクリーニングに出してみる
「え?クリーニングに出すのに一か八かなの?」と思われたかもしれませんが
実はカーテンはクリーニング店でのトラブルが結構多い物なんです。
と言うのも・・・
日光に長時間当たることの多いカーテンは、紫外線によるダメージを受けていることが
とても多く、さらにそのダメージが「目視では確認できない」ことが多いのです。
で、洗ってみたら生地がボロボロに損傷してしまった、とか
貼り合わせていた布同士がはがれて浮いてしまった、とか
縫い目の糸が切れて使い物にならなくなってしまった、という事になる可能性があります。
これは「洗濯表示がしっかり確認できる場合」でも起こり得ることなので
「表示のタグがない」もそうですが
「表示タグの字が日焼けして読めない」場合は特に、その可能性が大きいと考えられます^^;
なのでクリーニング店では、カーテンを預ける段階で
今お伝えしたような可能性があることを案内され
かつ「そうなってしまった場合でも、クリーニング店では保障が出来ない旨を了承しないと」
預かってもらえないことがあるのです。
私が働いていたお店でも、上記の案内をお客様にしていました。
「まぁもう古いし、そうなっても仕方ないわ~」と一か八かのお客様もいらっしゃいましたし
「そうなったらイヤだから出すのはやめておこう」と持ち帰るお客様もいらっしゃいました。
中には「責任逃れをするのか!」と、お怒りになるお客様もいらっしゃいましたが^^;
なので「クリーニングに出す場合」でも、一か八かということになります。
賭けの要素があるということについては、自宅洗いと同じですが
水洗いだとかなり大きく縮む素材もあるので
クリーニングに出すのが正解の場合もあります。
4:洗わない(笑)
調べても取り扱い方法が解らず、かと言って洗ってボロボロになるのも困る。
洗えるなら洗いたいと思ったけど、すごく汚い訳でも臭い訳でもない。
という場合は「洗わない」というのも選択肢としてアリだと思います。
先ほどお伝えしたように「洗わない派」も結構いますし。
ただ、一度レールから外してフックも外して、ベランダなどでバサバサやって
埃を落としてあげるといいと思います。
消臭・除菌のスプレーなどを使うという手もありますが
輪染みになってしまう可能性もあるので、いきなり全体に使用せずに
目立たないところで試してみることをオススメします。
以上、4つの選択肢を紹介しました。
カーテンを洗濯する時に注意すべきポイント
いまご案内した3番目の「クリーニング店に持ち込む場合」も
注意すべきポイントの一つですが、他にも事前に注意しておいた方がいい事を紹介します。
◆繊維で作られているカーテンは、取り扱い表示が「水洗いOK」となっていても
「縮むもの」と考えましょう。特に綿・麻・レーヨンは縮む率が大きい素材になります。
製品を作る時点で「縮むことを想定して少し大きめに」出来ていることもあるようです。
◆カーテン自体の問題では無いのですが、意外とウッカリしてしまうのが
「カーテンをクリーニングに出したが、仕上がるまでの間に代わりに掛けておく物がなく
戻ってくるまでの1週間近く、家の中が外から丸見えで困った」ということ(笑)
素材やクリーニング店によって違いはありますが、カーテンの仕上がりまでには
2日~1週間程度かかります。
カーテンを外した日中は気づかず夜になって「しまった!!」とならないように
気をつけてくださいね。
カーテンの洗濯 まとめ
◆洗う派・洗わない派がいる
◆クリーニング派・自宅洗い派がいる
◆洗えるか洗えないか、水洗い可能かどうかは洗濯表示で確認
◆表示がない、消えている場合の対処方法は4つ。それぞれに注意事項アリ
◆購入店に相談→必ず取り扱い方法が判明するとは限らない
◆自宅洗い→縮みや破損の恐れあり
◆クリーニングに出す→縮みや破損の恐れあり、自宅洗いよりは変形しない可能性もあり
◆洗わない→意外と汚れや埃が付着しています ハウスダストアレルギーなどには注意
◆除菌・消臭スプレーの使用は目立たない場所で試してから
◆繊維で出来ているカーテンは「程度の差はあるが縮むもの」と考えておくこと
◆クリーニングに出す場合、洗い換えを用意してから 外から丸見えになります
カーテンの取り扱いについて、色々と紹介しました。
ちなみに私は・・・
・実家でも母がカーテンを洗濯していた
・なので「洗う派・自宅洗い派」
・「あまり深く考えず洗っていたが問題はなかったタイプ」を経て・・・
・「買う時に水洗いOKかどうか?」を確認して購入タイプ、となっております(笑)
え?そんな情報はどうでもいいですか?
・・・ですね^^;
最後まで読んで頂き ありがとうございました^^♪
洗濯・クリーニングについて コチラの記事もどうぞ↓