お正月料理の定番「お雑煮」
家庭によって「お正月の間に何回お雑煮を食べるか?」は違うと思いますが
一度に大量に汁を作って温め直して食べる、というのが我が家のパターンです。
お雑煮の出汁はどのくらい作る?
我が家は夫と二人暮らしなのですが、元旦から三日間、一日一杯食べます。
2人×3日間×一杯=6食分 → 2.5ℓ
というのが、足りなかったり作り過ぎたりした挙句に辿り着いた適量です。
計算してみると、1食分が約400cc分ですね。
我が家の場合、朝ごはん代わりにまずお雑煮だけ頂いて
そのあと少し時間をおいてから、おせち料理でゆっくりお正月を過ごすのが恒例。
(本来のお節料理の頂き方と違うのですが・・・我が家流です^^;)
ということで、お雑煮は少し大きめのお椀に入れています。
なので・・・一杯の量としては、ちょっと多目かもしれないですね。
お雑煮の出汁はどうやって取る?
我が家は鶏で出汁を取り、キッチンペーパーとザルを使って濾したものに
昆布だし(顆粒ダシ使って楽してます)と塩・醤油を加えて作ります。
量が多いし(2.5ℓ)正直濾す工程はちょっとだけ面倒なのですが
掬い切れなかったアクや、余分な脂や、ホロホロになった細かい鶏肉などを
濾すことで、透き通った綺麗な出汁になるのでやっています。
だしの取り方、入れる具材、お餅の種類や形、焼餅かどうかなど、地域によって様々ですよね。
我が家は私の実家で作っていた「関東風」のお雑煮になります。
お雑煮の汁はいつ作る?
我が家では大晦日に作っています。
ガスコンロが二口(ふたくち)なので、他の火を使う料理と被らない様に
調理スタートしたら一番に始めています。
隣のコンロでは他の煮物の準備。
その間に火を使わずに出来る、野菜の下ごしらえなどをしています。
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お雑煮の具はいつ入れる?
関東風の我が家の場合は・・・
・大根&人参 → だしを作る時点で入れる(大体の味付けが出来てから投入)
・その他の具材 → 食べる時にお椀に入れる
という感じで作っています。
大根と人参は出汁がしみていた方が美味しいので
出汁を取っている間に型抜きをしておきます。
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因みに、大根と人参以外の具は・・・
・お餅(トースターで焼いてから)
・三つ葉
・ゆず
・ほうれん草(茹でておいたもの)
・ひめなるとor手毬麩
・鶏肉(だしを取った後に取り出して一口サイズに切ったもの)
という感じです。
後入れ具材は、同じく大晦日に準備して
さっと使える状態でタッパーに入れて冷蔵庫保管をしています。
↓他の物も写っていますが、こんな感じ準備♪
大量に作った「お雑煮の汁の保存」どうしてますか?
結論から言うと・・・
我が家は「鍋のままコンロ上に置きっぱなし」で保存しています。
寒い時期とは言え、出来れば冷蔵庫に入れたい気はしていますが
2.5ℓのつゆが入った大き目の鍋が入るスペースは我が家の冷蔵庫にはありません^^;
10年以上このやり方ですが、特に問題は無いです♪
1食分の為に全量(元旦の朝は2.5ℓある)を温めるのは時間もかかるし
もったいないかな?と思ったりもしますが・・・
面倒くさがりの私は「大根やニンジンに味が染みて美味しくなるだろう」
という事にしてw小分けにせずそのまま温めています。
お雑煮のお餅を煮るタイプのご家庭は出汁の小分けをした方がいいかも
先ほど書いた通り、我が家は「焼いたお餅」をお椀に入れて
(お餅がお椀にくっつくので、先に鶏肉を入れて上にお餅を置いています)
上から温めたお出しを入れる方式のお雑煮なので
大量のおだしの鍋をそのまま火にかけていますが・・・
出汁にお餅を入れて煮て食べる方式の場合は
お餅の種類や煮る時間にもよりますが、お餅が溶けて出汁が濁ってしまったり
なべ底にお餅がくっついて焦げてしまったりする可能性があるので
小さい鍋にその時食べる分の出汁を取り分けてから
温めた方がいいかもしれません。
↑結婚当初、夫の食の好みを探っていた時期に
「今年はお餅煮てみようか?」と、大量の出汁の鍋に
直接お餅を入れてみたら・・・失敗しましたw
ご注意ください♪
記事を書いていて思い出したお雑煮の思い出
私の実家は、お餅=お正月の食べ物という感じだったので
お雑煮に入っているお餅や、磯辺焼きが楽しみでした。
しかし・・・父の職場(昼食が出る職場だった)は
12月に入るとお餅入りのお雑煮が食卓に並ぶことが多かったらしく
お正月になった時点で「俺、お雑煮じゃなくて食パン食いてぇ」
と言って、母に文句言われていたのを思い出しましたw
美味しいお雑煮とおせちを頂いて
また1年健康で楽しく過ごせますように♪
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