自分が出来ない理由を幼少期のせいにしない!と決めて失敗した話

自分の変え方を間違えた

管理人ショーロアバター こんにちは、ショーロです。

「自分で決めた事が出来ない自分」

「毎度同じ様な事でつまずく自分」

そんな自分をなんとかしたい!

自分で決めた事をやれるようになるために、自分が普段自然と感じている事やつまずく原因、自分の思考のクセなどに向き合ってみたシリーズ記事今回が第6弾になります。

シリーズ記事一覧はコチラです↓
自分で決めた事が出来ない!落ち込む理由と這い上がる方法 記事一覧

※順番に読んで頂くと「グルグル混乱した考えが段々整理されていく様子」が見えると思います。少々長いですが^^; お時間がありましたら最初の記事からどうぞ。

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過去の自分の体験を「今の自分が出来ない理由」にするのをやめようとしたのはいいけれど・・・

前回の記事では過去の家庭環境を理由に「だから自分は出来ないんだ」と考える事をやめようと思ったが、その「やめ方」を間違えた^^;というところまでお話させていただきましたが・・・

実はその「やめ方間違い」をしたのは25年も前の話なんです^^;

四半世紀も前に決心したにもかかわらず、こうして記事をまとめ出したつい最近まで「同じ様なことで悩み続けた」のは何故かと言うと・・・

自分が過去に感じていた感情をありのまま受け入れる事をせず上書きして抹消しようと考えたから、なんです。

「辛かった事・イヤだった事・悲しかった事」の撲滅運動を開始

幼少期の事を出来ない理由にしないと決めた私は、自分が「不安」や「恐怖」を感じた幼少期の家庭環境、すなわち親の言動に対して・・・

「愛情が無かったわけじゃないんだ」

「親にも親なりの理由があったんだ」

「大切に育ててくれたことは間違いない」

「一生懸命育ててくれたことは間違いない」

と、思うようになりました。

いや、正確に言うと「思うようになった」ではなく「そういう事だったんだろうな」という風に「想像する事が可能になった」って感じですが(^◇^;)

で・・・私はここから【自分の感情の撲滅運動を開始】してしまうんです^^;

愛情や理由が親にあって大切に一生懸命育ててくれた、という事は・・・

→辛いとか悲しいとかいう気持ちは撲滅しなければいけない!

→感謝の気持ちだけで自分の心を一杯にしなければ!

→心からそう思えるようにならなければいけない!

と、極端な方向転換をしようとしました。

そして、と言うことは・・・

「イヤだった事・辛かった事」を「親にしてもらった事・楽しかった事」で全て上書きしなければいけない!と、考えたんです。

あ、そうそう。考え方としては、アレに近い感じです。

ショーロのビックリ顔サンド伊達さんの「カロリー0理論」www

食べなかった事にはしていないけど○○だからカロリーゼロ!っていうアレ(笑)

「悲しい」と思ったかもしれない。でも、楽しい事もあったから悲しみゼロ♪

「不安」だったかもしれない。でも愛情があってのことだから不安ゼロ♪

「怖かった」かもしれない。でも親にも事情があったから恐怖ゼロ♪

幼少期の経験で染み付いた「そのままの自分だと受け入れてもらえない悲しみ」「ちゃんとしないと見捨てられる不安」「できなかった時に存在を否定される恐怖」

mini-sho-lo-waraiこれで全部ゼロ~♪全てOK~♪

・・・って、

mini-sho-lo-ikariそうはいくかーーーっ!(笑)

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結果→「自分で決めた事が出来ない自分」の強化運動にしかならなかった(笑)

不安や恐怖をいつまでも手放せない程の大きな影響があった出来事で生じた感情そのものを、強引に違う感情で上書きしようとするという事自体が(今思えば)私には無理な話だったんですが・・・

私はそれに全く気づくことなく「自分で決めた事をやり遂げよう」と頑張り続けました。

「出来ない!でも頑張らなくちゃ!」「私は変わりたいんだ!」と何年もひたすらもがき続けましたから・・・多分それなりに根性はあるんだと思います(←厄介なタイプ。笑)

そして、それが裏目に出た結果・・・

自分自身を追い詰めまくって「自分で決めた事が私にはやっぱり出来ない。本当にダメな人間だ」という思いを、かなり強化させてしまいました。

ここから25年(笑)いまこうして振り返ると「頑張る方向、そっちじゃない・・・」と思えるんですけどね^^;

この時は「それが最善策」かつ「唯一の解決策」であり、コレを乗り切らないと自分の成長も未来も無い!と思っていました。

さて、次は「受け入れる」という事についての話です。

続きはコチラ

記事一覧はこちらです

※注意:負の感情を上書きすることについて

私の場合は「負の感情を上書きする事」が自分を苦しめる結果になったのですが、人や場合によってはこれが有効に働く事もあり、カウンセリング中にこういった手法を薦められる場合もあります。

あくまで「私には無理な事だった」という話で、「負の感情を上書きするのはダメだ・間違っている」という事をお伝えしているわけではない、ということを念のため記しておきますね。

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