冷たい飲み物がおいしく感じる季節が近づいてきましたね。
家での水分補給に、また外出時に水筒に入れて…と、
自宅で作った麦茶を利用する機会も増えると思います。
「小まめに作り直すし、毎回ポットを洗うのは正直面倒くさい!」
「同じ麦茶を入れるんだから、洗わなくてもいいんじゃない?」
と、思う反面・・・
「麦茶ポットの衛生管理、実はちょっと気になっている」
「今までは大丈夫だったけど、子供がおなか壊したら大変」
と、ちょっと心配なこともありますよね?
そんなあなたに、麦茶ポットを洗う頻度や洗い方を紹介します。
麦茶のポットを洗う頻度は?
実は麦茶って、雑菌が繁殖しやすく傷むのが早い飲み物なんです。
【緑茶などにはある抗菌作用が無いこと・たんぱく質やデンプンが多く含まれていること】
が、その理由です。
市販の麦茶には保存剤が入っているので日持ちするそうですが
自宅で作った麦茶は、煮出し・水出し問わずに1日~2日のうちには
飲みきった方がいいので、気をつけてくださいね♪
日持ちのこと以外に、もうひとつ気をつけたいのが「保存するポットの洗浄頻度」です。
あなたは毎回洗っていますか?
先ほどお伝えしたように「麦茶は栄養分が豊富で抗菌作用が無いために痛みやすい」のです。
つまり「菌の繁殖するスピード」が速いということになりますね。
中身をマメに作り変えて冷蔵庫で保管していても・・・
容器をきちんと洗っていないと1日~2日の間にも麦茶が変質する恐れがあります!
家族の健康の為にも、麦茶ポットは毎回洗うようにしましょう♪
麦茶ポットのパッキンは外す?
麦茶のポットを洗う際に、面倒なのが「ふたの部分」ですよね^^;
スポンジやブラシの入りにくい細い角があったり、パッキンが付いていたり。
さらに麦茶ポットを洗う時って「食事の後片付けと一緒に」行うことが多くないですか?
シンクには、他の食器や調理器具も沢山あるし「背の高い麦茶ポットは非常に邪魔!」
油汚れが付いているわけでもないし「サササッ」と洗って
洗いかごに移動したくなりますよね(笑)
実際、私もそんな感じで「どうせ毎日洗ってるし」と、すすぐのに毛が生えた程度の洗い方
しかしていなかったんです。
が、ある時シミジミとフタの部分を見てみたら・・・
「あら?意外と汚れが付いてる!!??」
内側のスポンジの届かない角の部分には茶渋が付いていたし、パッキンを外してみたら
装着時には見えない部分に・・・ヌルつきとカビが。。。
外したパッキンとフタを慌てて漂白しました。
その後、フタの細かい部分は毎回食器用のブラシを使って隅まで洗うように。
パッキンも2回に一度は外して洗い、まめに漂白をするようにしています。
ポット本体も、そこに角があるタイプのものはスポンジが届かないこともあるので
外したパッキンとフタを入れて、漂白するようにしています。
見えないからと油断せず、パッキンもきちんと外して洗うようにしましょう♪
麦茶ポットに雑菌を繁殖させないためには・・・
「中身は小まめに作り替える」「ポットは毎回洗う」「フタのパッキンも小まめに洗う」
と、気をつけるべきことをご紹介してきましたが・・・最後にもうひとつ。
麦茶ポットは大きく分けると「ガラス製」「プラスチック製」があります。
できれば傷のつきにくい「ガラス製」の方が、保存容器としては適しているようです。
何度も言っているように、他のお茶に比べて「雑菌の繁殖しやすい麦茶」なので
洗ったときに出来る細かい傷は、汚れが残りやすくなり菌の繁殖の元になってしまうのです。
プラスチックはどうしても傷が付いてきますよね。
とは言え・・・
子供も使うので重いし、割れたら危ないし・・・ちょっと高価だし(笑)という事で
プラスチック製を利用している方も多いと思います。
因みに我が家もプラスチック製の物を愛用しております。
洗う際には、目の荒いスポンジや硬いブラシ(タワシ)でゴシゴシこすらない
ということにも気をつけるようにしましょう。
付いてしまった水垢やカルキの白い塊があると、こすりたくなりますが
「重曹」や「クエン酸」を利用すると、ガシガシこすらなくても汚れが落ちますよ。
小さいお子さんがいるご家庭でも、「重曹やクエン酸」なら安心です。
洗い方にも気をつけて、麦茶ポットに雑菌を繁殖させないようにしましょう♪
まとめ
◆煮出し・水出し問わず「麦茶は小まめに作り替える」
◆冷蔵庫保存でも2日以内に飲みきるようにする
◆麦茶ポットは毎回洗浄
◆汚れの溜まりやすいフタの内部やポットの角も念入りに
◆外から見えないパッキンを外した内側にも注意
◆洗う際にはポットに傷をつけないように
ちょっと面倒なポット洗いですが(笑)新鮮で美味しい麦茶を飲めるように
主婦の皆様、頑張りましょう~♪(私も頑張ります!笑)
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