ジメッとする梅雨の時期。
スーツを着て、満員電車で出勤しているだけで結構汗をかくものです。
社会人になって年数が浅いと、そんなに何着もスーツを持っていないと思いますが・・・
最近気になりませんか?
・・・汗の臭い ^^;
電車や会社、取引先などで「あの人臭い!」なんてコッソリ思われていたら嫌ですよね。
日頃のお手入れや、クリーニングに出す時に気をつけることを紹介します♪
梅雨のスーツのお手入れ方法とは?
この時期は、湿度もグングン上がって汗をかきやすくなる上に
雨が降ることも多く、スーツの内側からも外側からも湿気がやってきます。
スーツのお手入れの一番のポイントは「湿気を取り除くこと」です。
一日着たら、翌日はなるべく休ませてあげる。
陰干しをして、湿気を取り除いてあげることが大切なのですが・・・
この時【ひとつのハンガーに、ズボンと上着を重ねていませんか?】
ズボンを二つ折りにして、その上にジャケットを掛けてしまうと
スーツが含んだ湿気が抜けづらくなります。
新人サラリーマンの方は特にスーツの扱いに慣れておらず、でも大切にはしたい!
という気持ちから、購入時のハンガーとカバーにすぐに仕舞うという方もいると思います。
それだと着用時の湿気ごと閉じ込めてしまうので、残念ながらスーツによくないのです!
きちんとしわを伸ばして、それぞれハンガーに吊るしてくださいね。
100均でも、そこそこしっかりしたズボン用のハンガーを売っているので
用意しておくといいですよ。
また、スーツに付いたホコリには、カビ菌が潜んでいることもあるので
必ずしっかり(でも、やさしく♪)ブラシを掛ける癖をつけましょう。
そして、すぐにクローゼットには仕舞わずに陰干しして乾かしてあげてください。
洋服を掛ける場所が無くて「カーテンレールにかけちゃう」という方もいると思いますが
意外とカーテンにはホコリやカビの菌が潜んでいるので、おすすめはしません。
スーツの両側が空気に触れるように、干してあげると一番いいですね。
替えのスーツが1着しかない、という状態かもしれませんが
可能な限り交替で着るようにして、ブラッシングと陰干しをしてあげることで
スーツ自体も長持ちしますので、ちょっと面倒でも習慣にしてしまいましょう。
スーツが汗臭い!どうして?
先ほども説明しましたが、特別汗をかいた覚えは無くても着用しているだけで
じわじわと身体からは汗をかいています。
同じスーツを連日着てしまうと、前の日の湿気が残ったままになり汗臭さの原因になります。
乾かさずにいると、汗の中の雑菌が繁殖して臭いを発することになるので
肌着とYシャツを毎日替えるのは勿論ですが、一日着たら休ませる様心がけてくださいね。
臭いを取ったり、除菌をする為のスプレーも色々とありますね。
タバコや食べ物の臭いをとりあえず取り除くのには、便利なものですが
こちらも説明書きにあるように、しっかりスプレーをして・しっかり乾燥させることが
重要になります。
帰宅後脱いですぐにスプレーをして、ズボンとジャケットを重ねてハンガーにかけ
そのままクローゼットに仕舞うのは、スーツによくないので気をつけてください。
スーツのクリーニングはドライ?水洗い?
最後に、着用したスーツをクリーニングに出す時の注意点をお伝えしますね。
基本的にスーツは水洗い不可のものが多く、ドライクリーニングをします。
ですが、ドライクリーニングというのは油脂系(油溶性)の汚れを落とす効果は高いのですが
汗など水溶性の汚れ落としには、効果が低いのです。
なので、大体クリーニング店には「ドライ&ウェット」のような、コースがあり
皮脂などの油汚れ落としと一緒に、汗の汚れも落としたいという時には
お店の人に一緒に水洗いも出来るかどうか聞いてみましょう。
別途料金はかかるので毎回、という訳にはいかないかもしれませんが
「結構汗かいたな」とか「雨に降られて濡れちゃったな」っていうときには
ドライと水洗い両方で洗うことで「臭いの元となる汚れ」をしっかり落とすことが出来ます。
「クリーニング屋なんて行った事がないから、色々言うのが恥ずかしい・よく分からない」
と思うかもしれませんが、お店側からすると・・・「どんな汚れがついているのか」
が分かった方が、最適な洗い方の案内をすることが出来るので
ちゃんと伝えてもらったほうがありがたいそうです。
素材によっては、ドライクリーニング以外は出来ない物もあるそうなので
やはりお店で思い切って聞いてみるのがいいようです。
カビの生えたスーツについて、クリーニング店に聞いたときも
「預かる衣類の状態はきちんと伝えてもらった方がいい」と言われました。
こちらの記事です↓
スーツが梅雨にカビだらけに!?クリーニング店で聞いた防止対策とは?
また、クリーニングから戻ってきた衣類は完全に乾燥していないことがあります。
着用後の湿気とは違いますが、こちらもきっちり乾かすことが大切ですので
戻ってきた時にかぶっているビニール袋はすぐに外しましょう!
まとめ
スーツの「汗の臭い対策」としては
◆着用後のお手入れ
・ブラッシング
・ジャケットとズボンは別のハンガーに
・連日着用せずしっかり乾燥させる
・しっかり乾かしてからクローゼットに仕舞う
◆クリーニングに出す時
・ドライ&ウェットの洗い方で水溶性の汚れも落とす
・クリーニングから戻ったものはすぐにビニール袋から出す
といったことに気をつけるといいですよ。
梅雨の時期もサラッとしたスーツで、爽やかに気持ちよくお仕事が出来ますように♪
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