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お盆のお墓参りは午前中に行くのが常識!?お墓が留守の間にお墓参り?

お盆・お彼岸

 

 

今年のお盆休みはいつからでしょうか?夏休みの予定はもう立てましたか?

お盆のお墓参りは「お盆の入りに行くもの」と言われますが、お仕事の都合によっては「家族揃ってのお墓参りがもう少し遅く(早く)なってしまう」という場合もありますよね。

お盆のお墓参りには「いつ行かねばならない!」という日付や時間の決まりがあるのでしょうか?「期限やタイムリミットの話」と「お盆にお墓が留守になるとは?→『その後の考え方』の話」をお伝えします。

 

 

お盆のお墓参りはいつ行くのが正しい?

 

会社などのお盆休みが8月半ばに多いことから、お盆は8月というイメージが強い方も多いと思いますが、お盆は地域によって時期が違い7月から9月まで様々です。

全国的に多いのは8月13日から16日まで。

2018年は・・・

8月13日(月)迎え火(盆の入り)
8月14日(火)中日
8月16日(木)送り火(盆明け) となります。

 

お盆の入り、13日にお墓参りに行くという方も多いと思いますが、実はお盆のお墓参りは盆の入りと盆明けの2回行くもの。御先祖様を「お迎えに行って→送りに行く」ということですね。

ですが、現代では会社勤めなどで忙しい御家庭も多いので、お盆の期間中にお墓参りは1度というのも一般的になっています。

 

お盆のお墓参りは午前中に行くもの!と決まっている?

 

お墓参りは午前中に、とよく耳にしますがこれはどうしてでしょうか?

先ほどお伝えしたように、お盆の入りのお墓参りは「お迎えに行く為」とされています。

午前中がいいというのは、日常の些事(さじ:些細な事)よりお墓参りを優先するのがいいと考えられていたから。ご先祖様を敬う気持ちの表れということもあるでしょう。

実際には「午前中で無ければいけない!」という決まりはありません。

 

ただ、近年は夏の暑さも厳しさを増しているので、お墓掃除やお墓参りを午後の暑い時間帯に行うのは熱中症の心配もあります。かと言って夕方涼しくなった頃からとなると、夕立の心配があったり、日が落ちてきてお墓の汚れが見えにくいことも。また、夕方はやぶ蚊が活発に活動する時間帯でもあるので、避けたいところですよね。

これ以外にも、墓地は段の上り下りがあったり、砂利や芝など歩きづらい場所も多いので足元が見えずに転倒の危険が増したり、人通りが少なく危ないといった心配も増えるのです。

午前中で無ければいけない!という決まりは無くても、総合的に考えるとやはり午前中の明るく爽やかな時間帯に掃除やお参りを行う方がよさそうですね。

 

とは言え、お墓が自宅から遠いので到着がお昼頃になる、というご家庭も珍しくは無いと思います。掃除の間は帽子をかぶったり、こまめに水分塩分を補給するなど暑さ対策を忘れずに、ご先祖様にお参りをして下さいね。

また、お墓が霊園にある場合。常に開放されている霊園なら問題ないですが「開園時間・閉園時間」が決まっているところもありますので、早すぎて開門されていなかった!とか、せっかく行ったのに入れなかった!とならぬよう、事前に確認しておくことをオススメします。

 

何時までにお墓参りをしなくてはいけない!という決まりが無いことがお分かりいただけたと思いますが・・・ひとつ注意して頂きたい事をお伝えしますね。

田舎のお墓などだと昔からの風習などがあり「午後に墓参りとはなんて怠け者だ!」なんていう目で見られてしまうこともあるようです^^; 郷に入っては郷に従え、とも言いますしね。ちょっとした事でその後の関係がギクシャクしてしまっては辛いので、結婚して初めてのお盆を迎えるという場合には、義実家付近のルールやマナーを前もって確認しておくと安心です!

 

お盆のお墓は留守ってどういうこと?

 

お盆のお墓は留守である、という話を聞いたことはありますか?

最初に迎え火・送り火という話をしましたが、御先祖様の霊は13日の夕方の迎え火で家に帰ってきて、16日夕方の送り火でお墓に帰ると伝えられています。

つまりこの間にお墓参りに行っても「お墓に御先祖様は不在」という事になります。

この話は、色々な地域の幅広い年代の人から聞くのですが・・・面白いのは「それ(不在という話)をどう考える?」という、次に繋がる話が2パターンあることなんです。

 

・御先祖様はお墓に不在→なのでその間にお参りに行っても意味がない

・御先祖様はお墓に不在→なのでその間にお墓をきれいに掃除しに行こう

どちらも「なるほど」と。

 

ココで面白いなあと感じたのが・・・

「お参りに行っても意味がない」という方は
→盆の入りにお迎えのお参りに行っている

「不在の間にお掃除を」という方は
→盆の入りにはお迎えのお参りには行けてない

という説。

 

昔からあるしきたりと人の心理が微妙に入り混じっていて、なおかつどちらも非常に「なるほど」と納得できる説で、なかなか興味深いなぁ、面白いなぁと^^

もちろんしっかりとした宗派による教えや考えなども、その元にあるとは想像しますが・・・なんと言うか「こうだから→こうする」という話だけ聞くと、相反するように感じますが、御先祖様を大切にする気持ちとして、結果同じ方向を向いているように感じました。

どちらにせよ「お盆にお墓が留守である」というのは、広く一般的に伝わっている話なんですね。

 

お盆の墓参りの時期や時間 まとめ

 

お墓参りにいく日や時間帯についてお話してきましたが、コチラ↓でもご紹介したように

お盆のお墓参り花の供え方 バラはマナー違反?造花はNG?供花の疑問を解決!
お盆のお墓参り服装やお供え物は?常識が無い人!と思われないために

宗派によってのしきたりや地域・家庭の言い伝え・風習などがあり、ご先祖様を敬い大切にする気持ちは同じでも、行動としては「正反対」になっていたりするんです。

先ほども書きましたが「郷に入っては郷に従え」というのが、人付き合いという点において正解としておくと丸く収まり御先祖様も安心して頂けるような気がします。

大切なのは「御先祖様を敬い、ご縁に感謝する気持ち」ですね。

 

それでは、お盆の「交通渋滞」や「熱中症」「虫刺され」などには充分に気をつけて
ご先祖様のお墓参りに「いってらっしゃいませ」

 

【お盆のお墓参り 非常識と思われたくない!ルールやマナーまとめ】

◆お墓の掃除 道具ややり方
◆供花のNGは?
◆お墓参りの服装はどうしたらいい?
◆お参りは午前中に行くもの?
◆ペット同伴のマナー

お盆のお墓参りマナーやルールのまとめ
お盆のお墓参り、掃除の仕方や持っていくと便利な物・供花やお布施の常識とマナー・服装やお参りの時間帯またペット連れでのお参りの場合に非常識なと思われないためのルールやマナーをまとめました。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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