足に限らず「爪は伸びるに従って丸まる性質がある」といわれるようですが
爪の切り方や歩き方、合わない靴を履いている等の理由で
指に痛みが出るほど丸まったり、爪の角が指にめり込んで傷つけてしまうことがあります。
体重を支える足先の痛みは想像以上に辛く
症状が悪化してしまうと日常生活に支障が出ることもあります。
「巻き爪」や「陥入爪(かんにゅうそう」の症状が酷くならないうちに
病院で適切な治療を受けることをオススメします。
が・・・
「巻き爪・陥入爪」は、何科を受診すればいいのでしょうか?
※注意
記事の中で症状の説明の為に「筆者の足の写真」が出てきます。 重度の巻き爪ではなく、ゾッとする様な写真では無いとは思うのですが 進んで披露するようなキレイな足ではありません(笑) 説明が分からなくならない程度に画像加工は施してありますが「足の写真」が出てくることをご了承のうえ、読み進めてくださいね。 「他人の足の写真なんて見たくない!」という方は、閲覧をお控えくださいますようお願いいたします。
巻き爪治療は病院へ何科に行けばいい?
冒頭でお話した「巻き爪・陥入爪」には、筆者自身も悩まされました。
病院に通って治療をし、今は日常生活に支障が出ることはほぼなくなりました。
大分症状は軽くなり、現在こんな状態です↓
※写真が出ます
※写真は巻き爪の状態。爪が食い込んでしまった状態を「陥入爪(かんにゅうそう)」と言い、「巻き爪」とは区別されます。このふたつは併発することが多い為、この記事では「巻き爪」と、ひとくくりで説明させていただきます。ご了承ください。
いつごろから「巻き爪」になったのか覚えてはいませんが、最初の頃は応急処置をして
痛みを抑えて生活していました。
応急処置方法はコチラ↓
足の親指の巻き爪が痛い!応急処置方法2つ テーピングを写真で解説
症状が悪化し日常生活に支障をきたすようになったので、受診を決意しましたが
「はて?何科に行けばいいのか?」と悩みました。
爪はもともと皮膚って聞くから「皮膚科?」
でも湿疹とかじゃないし・・・。
曲がった爪の形を整えるには「整形外科?」
でも骨じゃないし・・・となると「形成外科?」
症状が酷いと手術もするって聞くから「外科?」
でもいきなり外科ってのも・・・なんか怖い気がする。
と、素人考えでアレコレ悩んだ挙句・・・
かかりつけの皮膚科で、巻き爪の相談をしたところ
「出来るよ~」とのことで治療をしてもらうことが出来ました。
なので、私の場合は「皮膚科」での治療となりました。
なので「巻き爪は皮膚科」と思い込んでいたのですが・・・
調べてみると、巻き爪の治療は思ったよりも色々なところで行われていました。
形成外科・整形外科・外科・整骨院、またお子さんの巻き爪の場合は小児科で
相談にのってくれるところもあるようです。
また「フットケアサロン」でも、巻き爪の施術に力を入れているところもあるので
選択肢に加えてみるのもいいと思います。
病院での治療
治療方法によって例外はあるかもしれませんが、医療機関なので基本的には
保険も使えますし、その場合医療費の控除対象にもなります。
ただ「巻き爪治療もしているけれど、沢山ある治療のひとつとして一応対応している」
という病院の場合は、治療方法(器具)の選択肢が少ない場合があります。
実際、私が行った皮膚科も治療方法の選択肢は2つでした。
フットケアサロンでの施術 メリット・デメリット
また、先ほどもお伝えしましたが「フットケアサロン」で巻き爪の施術に
力を入れているところも沢山ありました。
こちらは医療機関とは違うので保険は使えず、医療費の控除も受けられません。
また、化膿や出血を伴っていたり、水虫など他の病気がある場合は
施術が出来ないと判断されることもあるようです。
ただ「専門のサロン」なので、状態によっての施術方法が色々選べたり
治療中の見た目にも配慮してくれるのは、ありがたいなと感じました。
サロンや施術内容によって違いはあると思いますが
皮膚科で私が支払った治療費と、サロンでの治療費は大きくは変わらない印象でした。
※サロンには行っていないので、HPなどでの料金と比較しての私の感想です。
巻き爪病院での治療方法は?
先ほど紹介したように、私は「巻き爪治療に重点を置いているわけではない皮膚科」で
治療をおこなったのですが、治療方法の選択肢は2つでした。
1:爪を伸ばして、爪の先端に2ヶ所穴を開けワイヤーで矯正しつつ固定
2:爪を伸ばして(1よりは短くてOK)爪の先端に専用の接着剤で金属のプレートを固定
私は爪が柔らかく、ワイヤーの為の穴を開けると「爪が割れてしまう可能性」があったため
2の方法を選択しました。
治療方法は、大きく分けると2種類。
「矯正」と「手術」になります。
軽度の巻き爪の場合は、私がやったような「矯正」で治療を行います。
重度の場合も、まずは矯正を試みることが多いようですが
その上で治療が困難だったり、再発や再発防止のために必要な場合は
「手術」となるようですね。
矯正
爪自体に何らかの器具などを固定した状態で過ごします。
具体的な方法としては「貼る・引っ掛ける・穴を開けて通す・塗る・詰める」など
様々なやり方があります。
巻き爪治療に力を入れていない病院の場合は選択肢の種類が少なく
サロンでは状態にあった矯正方法が選べる、というのが私個人の印象です。
手術
爪の一部を生えてこないようにする為の手術
指にめり込んでしまった爪を除去する為の手術
出来てしまった肉芽を除去する為の手術、など
同じ「巻き爪が原因となる手術」にも、目的は色々あるようです。
術式も色々とあり「○○式」「○○方」「○○術」などのように
色々なものがあるようです。
私は、手術は行っていないので「実際どういうものか?」を体験しておらず
しっかりとした知識も無い為、細かい解説は控えさせて頂きます。
ですが、術後すぐにシャワーを浴びられたり、痛みもあまり無いような方法もあれば
しばらくはお風呂や歩行を控えねばならず、痛みも伴ってしまう方法もあるようです。
もちろん「元々の症状や痛みの感じ方」によっても差があるとは思います。
巻き爪の病院おすすめの選び方
実際に体験した治療方法や、病院・サロンなどの話をご紹介してきました。
巻き爪の治療は「何科にかかるか?」ということよりも
その病院で「どの程度巻き爪治療に力を入れているか?」を
重視して選ぶことをおすすめします。
かかりつけの病院で相談できる場合は、聞いてみてもいいですね。
出血や化膿などの症状を伴っていない場合は、巻き爪専門サロンの情報を
調べてみるのもいいと思います。
また爪の状態や治療方法(施術方法)にもよりますが
「一回だけで治療や施術が終わる」ことはあまり無いと思いますので
通いやすい場所かどうか?ということも考慮しつつ選ぶようにしましょう。
「足の指一本の痛みで、こんなに辛いのか!?」と感じることもある巻き爪。
なるべく早く専門家に相談して、快適に過ごせるようになることを願っています。
お大事に!!
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