心を落ち着かせる効果もあるといわれる「写経」
以前から興味があり、写経体験が出来るお寺や写経カフェなんかを調べていました。
でも「写経」って何だか敷居が高い気がして、
なかなか実際に行く機会が無かったんです^^;
ですが、先日うなぎを食べに成田山に行き、
せっかくだから成田山新勝寺にも行ってみよう!と
お寺のことを検索していたら、
なんと写経体験が出来ると言う案内が!
このタイミングは逃してはならぬ!と、実際に写経体験をしてきました♪
成田山新勝寺の写経体験は初めてでも安心でした!
冒頭でもお伝えしたように、写経について興味があったのですが
なぜ「ヨシ行ってみよう!」とならなかったかというと・・・
・作法などが全く分からない
・習字なんて小学校の頃からやっていないし、字も下手
という、自分自身の不安に加えて
・曜日や時間が決まっていてタイミングが合わなかった
・事前の申し込みが必要だった(予定がハッキリせず申し込めなかった)
・気軽に体験するにはちょっと躊躇してしまうお値段だった
という、物理的な問題が理由でした。
ですが、成田山新勝寺の写経体験を調べてみたら
そんな私でも気軽に参加できる体験内容&条件でした♪
◆午前8時~午後4時まで(受付は午後3時まで)写経体験が可能
◆予約や事前の申し込みは不要
◆写経の内容は2種類から選べる(後ほど詳しく書きます)
◆初穂料も内容によって千円または二千円と気軽に体験できる範囲
しかも
◆道具は全て用意してあり、手ぶらで行ってOK!
◆筆での写経が不安な場合はボールペンやサインペンでもOK!
◆写経用紙には経文が薄く印字されているので、丁寧になぞっていけばOK!
◆初めての人でも、最初に丁寧に説明してくれるので安心!
自分の習字の腕前については、
なぞるだけとは言え不安な点はありましたが
・・・まぁそれはさておき(笑)
これなら初心者の私でも気軽に参加できそう♪と思い
成田山新勝寺の中の、写経体験が出来る「平和大塔霊光殿」に
足を運んでみました。
成田山新勝寺の写経体験の流れはこんな感じ
写経体験会場である「平和大塔霊光殿」に到着し
恐る恐るドアを開けて中に。
入り口を入ってすぐのところに、申込用紙があるので記入します。
記入を済ませたら、受付に初穂料と一緒に提出。
「写経は初めてですか?」と受付で聞いてくれて
丁寧に優しくひとつひとつ教えてくれました。
写経体験の流れは
1:申込用紙の記入
2:写経をする前の作法の説明を聞く
3:教えて頂いた準備をする
4:写経をして写経用紙を納める
5:机の片付け
となっています。
写経する場所は、テーブルと椅子。
中は少し暗いのですが1人に1つライトが用意されています。
荷物や上着を入れるカゴも用意されています。
カゴは小さめなので、鞄を入れたら冬のアウターは入らず。
周りで写経をしている人を見てみたら
上着は椅子の背もたれに掛けていたので、私も真似しました(笑)
お借りした袈裟を首から掛けて、お経を唱えてから写経を始めます。
始めるまでの準備は、口頭での説明だけでなく
貸して頂ける「写経のしおり」的な冊子にも書いてあるので
「あれ?次は何するんだっけ?」となってしまっても
自分でこっそり(笑)確認することが出来るので安心♪
不安要素のひとつだった、作法が全く分からないという点も
全く問題ありませんでした。
成田山新勝寺の写経体験の時間や金額はどのくらいかかる?
先ほど「写経の内容は2種類から選べる」とお伝えしましたが
どちらを選ぶかによって、所要時間と金額(初穂料)が変わります。
1:般若心経 一巻278文字
所要時間:60分~120分 初穂料:二千円
2:御宝号 御宝号10文字
所要時間:約15分 初穂料:千円
私としては、般若心経をじっくり写経したかったのですが
この日は写経にまるで興味の無い主人と一緒に
成田のうなぎを食べに行った流れだったので
所要時間の短い御宝号を選びました。
「15分で終わるみたいだから待っててね!」と
主人に言って、写経の会場に入っていったのですが
実際は、先ほどお伝えしたように・・・
申込用紙の記入
↓
写経をする前の作法の説明
↓
教えて頂いた写経の準備
↓
写経して写経用紙を納める
↓
来た時と同じ状態に机の上を片付ける
という流れになるので、
初体験の私は賞味30分ほどかかりました。
経文以外に写経用紙に書く内容はコレ
写経用紙には御宝号10文字の他に、
自分の名前や住所、叶えたい願いなども書くようになっていました。
氏名住所や希望は、当然見本が印刷してあるわけではないので、
自分でフリーハンド(?)で書かねばなりません。
習字どころかペンでも乱筆の私。
文字の大きさのバランスが取れず
「子供の書初めの失敗」でありがちな
最初の文字を大きく書き過ぎる失敗をしてしまい・・・
下のほうは米粒みたいな小さい文字になりました(笑)
記入を終えたら写経用紙は、前方にある箱の中に納めます。
私は家族の健康を願いとして記入したのですが
納める時点では・・・
「私の次に用紙を納める方が、この乱筆を目にしませんように!」
というのが、切実な願いでした(笑)
成田山新勝寺で初めての写経体験をした感想は?
写経用紙に薄く印刷されている経文をなぞるだけ、とは言え
筆で文字を書くなんて久しぶりで思うようにいきません。
適度に緊張し文字を書く。
静かな場所で過ごす時間、とても良い体験でした。
が。
正直なところ、10文字の御宝号はあっという間に
書き終わってしまうので、私が写経に期待していた
「文字を写している間に無心になり、心が穏やかに」
という状態にはなれなかったです^^;
無心どころか・・・
待たせている主人の事が気になって、
「やばいやばい!全然15分じゃ終わらないよ~!」と
雑念だらけでした(笑)
とは言え、気軽に写経体験が出来ることもわかったし、
次回は一人で行って、般若心経をじっくり写してみたいです!
写経をすると、使った筆と朱印を頂けるんですが
初回はカードのような紙に朱印が押した物を授与されます。
二回目に行った時に、そのカードを見せると
納経帖をいただけるそうなので、それも楽しみです。
何も分からない私でも、安心して写経体験が出来た
成田山新勝寺の写経道場。
写経に興味がある方は行かれてみては?
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