暑い時期のスーツのズボン。
クリーニングに出しているのに汗の臭いが残ったり、ベタベタした感じがしたりしませんか?
ゴワゴワになってしまう膝の裏のシワも含め、一日中素肌に触れるスラックスをスッキリさせる方法をご案内します。
スーツのズボンが汗臭い?
大量に汗を掻く夏の時期。身だしなみには気をつけているのになぜかスーツが汗臭い。
通勤中の電車や社内で「汗臭い」と思われるのも嫌だし、取引先にも悪い印象を与えてしまうのでは無いかと気になりますよね。
クリーニングに出したのに!ちゃんと洗っていないの!?
基本的にウール製品は、縮みや型崩れを防ぐ為に水ではなく石油系の溶剤を使うドライクリーニングと呼ばれる方法で洗います。このドライクリーニング、皮脂などの油性の汚れを落とす力は強いのですが水溶性の汚れには弱いという特徴があります。
汗は水溶性の汚れなので、ドライクリーニングでは落としきれないものなんです。
スーツのズボンがベタベタしていませんか?
スーツのズボンは、ワイシャツの上に着るジャケットとは違い地肌に直接触れるもの。
また、当たり前の話ですが・・・上着のように日中脱ぐということもなく一日中履いています。
となると、そもそも染み込む汗の量が非常に多いんです。
そして、先程お伝えしたようにドライクリーニングでは水溶性の汗汚れを落としきることが出来ないため、洗ったばかりなのにすぐに汗臭くなったりベタベタしたりするんです。
・・・気持ち悪いですよね^^;
そんな時は、クリーニング店で「汗抜き」を依頼してみてください。お店によって呼び方は様々ですが大概どこのお店も水洗いが出来ないウール製品のウェット洗い(汗抜き)のコースがあります。
追加の料金はかかりますが、汗抜き洗いをするとかなりサッパリ仕上がります。汗の臭いやベタベタした感じも気にならなくなると思います。
通常のドライクリーニングよりも2,3日ほど時間がかかることもありますし、金額も少し高いので毎回というわけにはいかないかもしれませんが汗臭さやベタベタ感が気になっている方は汗抜き洗いをオススメします。
スーツのズボン膝裏のシワは生地の劣化?
汗臭さやベタベタ感の他に、座った時に出来るズボンの膝裏のシワも気になりますよね。
生地自体がゴワゴワと硬くなってくるので、古いタオルの肌触りが悪くなるのと同じように生地の劣化だと思って居る方も多いようです。
ですが、実はこのゴワゴワも蓄積された汗汚れが原因の場合があるんです。
仕方ないと我慢せずに先程ご紹介した汗抜き洗いをしてみて下さい。不愉快だった膝裏のガビガビのシワがかなり軽減されるはずです。
2パンツのセットもオススメです
また、ジャケットに比べて着用時間が長いスラックスはどうしても傷みが早くなります。夏物は特に上着との着用時間の差がありますよね。
「ジャケットはまだ着られるのにパンツが傷んでしまって買い替えが必要」というのはもったいない!お財布にも負担がかかってしまいます。
なので、夏物は特に2パンツスーツ(上着1枚に対してズボンが2本のセット)を選ぶことをオススメします。ズボンの替えがあれば、スーツ自体を長く着ることができますし、ドライクリーニングより時間のかかる汗抜き洗いコースに出しても安心です。
汗臭いスーツのズボンの洗い方 まとめ
皮脂汚れと汗汚れの両方がつくスーツ。
普通のドライクリーニングでは、どうしても汗汚れが残ってしまいます。毎回ではなくても、汗抜きのクリーニングも利用してみることをオススメします。
夏の間もサラッとした気持ちのいい状態でお仕事が出来ますように♪
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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