敬老の日と言えば「孫から祖父母へ贈り物をする」というのが一般的な習慣になっています。
ですが、未婚だったり結婚はしているけど子供が居ない、という場合「敬老の日」は親に何かするべきなのでしょうか?
孫がいない場合の敬老の日について、実際子供が居ない我が家の実際の話も交えてお話します。
敬老の日の趣旨
そもそも敬老の日は「長年地域や社会に力を尽くしてきた老人に感謝をし敬い、また長寿を祝う」というのが趣旨。
家族の生活や地域社会の考え方も、今とは少し違う時代。「長老者の知恵」が今よりも大切にされていたころに兵庫県の村で開かれた「敬老会」が「敬老の日」のはじまりと言われています。
なので、元々は「孫から祖父母へ贈り物をする」という習慣はありませんでした。ですが時代の流れと共に「核家族化」が進み祖父母と生活を共にする家庭が減ってきました。
「敬老の日は孫を連れておじいちゃんおばあちゃんのところに」→「その際に祖父母が一番喜ぶ孫から贈り物を」というのが一般的な習慣になったのは生活スタイルの変化からの自然な流れともいえますね。
敬老の日孫がいない場合はどうする?
さて、そんな「敬老の日」ですが孫がいない場合、子供から親に贈り物をするのでしょうか?
結論から言うと「子供から親には特になにもしない」というパターンが一番多いようです。
冒頭でもお話したように、子供のいない我が家も「敬老の日は親には何もしない」に当てはまります。5月の母の日や6月の父の日は贈り物をしていますが、敬老の日は・・・贈り物を、と考えたことも無かったです(笑)
年齢的にいうと両親・義両親共に「後期高齢者」の年齢(75歳以上)なので、一応くくりでいうと「老人」ではあると思われるのですが。
もし子供が居たら敬老の日には連れて行っただろうし「孫の顔が見せて上げられなくてちょっと申し訳ないな」という気持ちも正直なところあるのですが・・・まあこればっかりは仕方の無い話で^^;
と・・・少々話が逸れましたが、我が家の場合は今のところ今後も「敬老の日に何か贈り物をする」という予定はありません。
子供から親に敬老の日の贈り物をしない理由
・母の日・父の日には贈り物をしている
・それぞれの誕生日にもお祝いをしている
・「今までの感謝」や「これからも元気でね」といった想いはその時に伝えている
・年寄り扱いをしたくない、されたくない
という意見が多いようです。我が家も同じです。
更に・・・現実的な話になりますが、家族のお祝い事や行事となると、友達同士のプレゼントのやり取りとりの様に「本人にだけ」という訳には行かず、結局「みんなで集まって食事」となることが多く出費もそれなりになりますし、贈り物選びも毎年頭を悩ませるもの(笑)
「敬老の日にはこうするもの」という決まりがあるわけでは無いので、こうした経済的なことも含めてそれぞれの考えでOKです。
敬老の日で年寄り扱いされるのは不愉快?
さて、先ほど子供から親に敬老の日の贈り物をしない理由の中にも「年寄り扱いしたくない、されたくない」とありましたが、実際に「敬老の日の贈り物をしたら、年寄り扱いするな!と怒られてしまった」という話があります。
こちらの記事でも触れましたが↓
敬老の日のプレゼント長寿祝いはまだ早い?親が喜ぶ贈り物おすすめはコレ
昔と違って、今の60代はまだまだ現役。決して「年寄り扱い」というつもりは無くても「敬老の日の主役になる」ことに抵抗を感じることもあるんですね。
特に孫がいない場合は「おじいちゃん・おばあちゃん」や「じいじ・ばあば」などと呼ばれることも無いので「年寄りでは無い!」という思いが強い場合も。
「日頃の感謝や健康を願う気持ちを伝えたい」と思っただけなのに「年寄り扱いするな!」怒られてしまったら・・・悲しいやら申し訳ないやら(もしくは腹が立つ。笑)で、後々の関係まで尾を引きそうですよね^^;
個人的な考えとしては「せっかくの気持ちなんだから、何も怒らなくても」と思ったりはしますが、実際に起きているトラブルとして「年寄り扱い問題」はあるのです。気をつけようが無い話な気がしなくもないですが・・・「そんなこともある」というご参考までに。
孫がいない場合の敬老の日について まとめ
冒頭でお伝えしたように「敬老の日は孫から祖父母への贈り物」というイメージが強く、お子さんがいない場合、親への贈り物はしないというパターンが多いです。
とは言え、感謝の気持ちや健康を願う想いをメッセージとして伝える機会のひとつでもあるので「敬老の日だから」ということは前面には出さずにこの日に電話をしたり、祝日で仕事が休みであれば顔を出して、楽しい時間を過ごすのもひとつではないでしょうか^^
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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