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浅草ほおずき市の由来を分かりやすく解説!四万六千日とは?起源は?

東京のお祭り・イベント

 

 

 

東京浅草の浅草寺(せんそうじ)で7月9日、10日に行われる

【四万六千日(しまんろくせんにち)・ほおずき市】

毎年沢山の人で賑わう夏の風物詩ですが

四万六千日とは一体なんなのでしょうか?

なぜほおずきの市が立つようになったのでしょうか?

浅草ほおずき市の由来を分かりやすく解説します。

 

 

 

浅草ほおずき市の由来を分かりやすく解説

 

7月10日は ご利益倍増のお得な日

 

ほおずき市は曜日に関係なく「毎年7月の9日、10日」に開催されます。

この、ほおずき市が行われる「7月10日」は
参拝したご利益が、他の日に比べて何倍にもなる日なんです。

 

ちょっとバチが当たりそうな例えではありますが
分かりやすく説明すると・・・

普段100円で1ポイントなのに、この日に買い物すると100円で10ポイント!
という「ポイントアップデー」のような感じです。

浅草寺の「ポイントアップデー」は、月に1度、年に12回ありますが
その中で一番ご利益を授かれるのが7月の10日です。

 

このお得な「ポイントアップデー」実際には【功徳日(くどくにち)】と言います。
寺社によって功徳日は違うのですが、浅草寺では7月10日が最大の功徳日。

なんと「四万六千日分の功徳がある」とされています。
46,000日参拝をして得られるご利益をこの日1日で授かることが出来るんです。

ポイント10倍どころではなく46,000倍です。
功徳日ってすごい日なんですね。

 

あ、もうポイントの話に例えなくても大丈夫ですね。
バチが当たりそうなのでこの辺にしておきます^^;

 

 

四万六千日ほおずき市の「四万六千日」って?

 

46,000日を年に換算すると、なんと126年です!!
126年毎日参拝をして授かることが出来るご利益は凄そうですよね。

ですが、この46,000(日)という数字(日数)は
一体「どこから出てきた数」なのでしょうか?

なぜ四万六千日なの?

四万六千日(しまんろくせんにち)となった理由
実は、定かではありません。

ですが・・・
人の寿命の限界が126年。
米の一升が米粒、約46000粒なので
【一升】と【一生】をかけたのではないか、という説があります。

四万六千日の縁日は、江戸時代に定着したのですが
先ほどお伝えしたように、浅草寺の功徳日は「7月10日」
なので、四万六千日の縁日も7月10日にだけ行われていました。

功徳日の縁日は「是非一生分のご利益を!」と幸せを願う人々に大人気で
7月10日の前日、7月9日から境内が参拝者で賑わうようになりました。

そこで、浅草寺最大の功徳日である7月10日に加えて7月9日も開催しよう、となり
毎年7月9日、10日に行われる年中行事として現代に受け継がれてきたのです。

 


 

7月10日は浅草寺最大の功徳日。
この日に参拝すると一生分の功徳(126年=四万六千日)を
授かることが出来ると言われており、前日から参拝者で境内が賑わったので
7月9日、10日の両日に「四万六千日の縁日」を開催するようになった、というわけです。

 


 

ところで・・・なぜ「ほうずき」なのでしょうか?

 

ほおずき市の起源どうしてほおずきなのか

ほおずき市のはじまりは浅草寺では無い

大変な賑わいを見せる四万六千日の縁日は、浅草寺から始まり
次第に他の寺社でも行われるようになりました。
ですが、さいしょから「ほおずき市」があったわけではありません。

実は、この縁日でほおずきの市を最初に立てたたのは「芝の愛宕神社」なんです。

 

現在ではお盆の飾りとしても利用されるほおずき。昔は薬の役目を果たしていました。
「ほおずきの実」を丸呑みすると病気が治ったり、病にかからなくなると言われていたので
愛宕神社で行われた「ほおずき市」は、健康を願う人々でとても賑わいました。

その賑わいの影響を受けて、浅草寺でも四万六千日の縁日で
ほおずきの市を立てるようになった、というわけです。

「ほおずき市」が始まった理由は、人々の健康を願う想いがあったから。

こうして始まった「ほおずき市」は各所に広がり、江戸の夏の風物詩として
現代まで受け継がれているんですね。

 

ほおずきは食べられるの?

 

ちなみに、ほおずき市で売られてる「ほおずき」は、あくまで観賞用。
食用ほおずきとは違います。

先ほどお伝えしたように、昔は薬の役割があったようですが
観賞用ほおずきには微量ですが毒があるといわれていますので
決して食べないように気をつけてくださいね!

 


 

ほおずき市は浅草寺以外でも開催されています

愛宕神社から始まった「ほおずき市」
浅草寺以外にも、八王子、深大寺、六本木などでも行われているので
是非お近くのほおずき市に足を運んでみてはいかがですか?

八王子 金龍山 信松院

深大寺 鬼灯燈まつり

六本木 朝日神社ほおずき市

 

 

四万六千日ほおずき市の由来 あとがき

 

「四万六千日の縁日・ほおずき市」由来や起源をお話してきました。

人が幸せや健康を願う想いというのは昔から変わらずあり
そういう人々の想いを大切にして生まれたものだったんですね。

ほおずきや縁日屋台は、夏の江戸情緒を感じられますし
功徳日の参拝のありがたいご利益もあるようですので
是非7月9日、10日の浅草ほうずき市に足を運んでみてくださいね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
今年もあなたが素敵な夏を過ごせますように♪

 

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