ランドセルの形は?と聞かれて多くの人が想像するランドセルの形状は「全かぶせ型」のもの。色や素材で迷って沢山のランドセルを見ているうちに「ちょっと変わった形のランドセル」に目が行くこともあると思います。
ランドセル選びで失敗しない為に、選ぶ時に注意することを「実際の失敗談」と共にご紹介します。また、ランドセルカバーの必要性も併せてご紹介します♪
ランドセルのかぶせのサイズはコレがオススメ
冒頭でお伝えしたように「一番イメージしやすいよく見かけるランドセル」は「全かぶせ型」と言いますが、ランドセルの形状は大きく分けると3種類。
「全かぶせ型」「半かぶせ型」「横型」があります。
全かぶせ型は実際に利用していたと言う親御さんも多いと思いますので、その使い勝手は御存知かと思います。
半かぶせ型は、ランドセルを倒さずに物を出し入れできるので子供の使い勝手的にも、親が後ろから忘れ物が無いか確認したりするのにも便利、という利点があります。難点としてはやはり防犯面。後ろから開けやすいというのはメリットにもデメリットにもなるんですね。また、止め具をし忘れた場合に簡単に中身が出てしまうと言うのも出し入れのしやすさの半面のデメリットと言えるでしょう。
横型は、なんと言ってもデザインがおしゃれですよね。教科書やノートも倒して入れるので背表紙が確認しやすいというメリットがあります。容量が大きいと言うのも利点の一つですが、その反面低学年の子供にとっては背負いづらいと言うことも。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、実際に使われているランドセルは「全かぶせ型」の割合がダントツに多いのは何故でしょう?
学校の方針で「半かぶせ型」や「横型のランドセル」またそれ以外のオリジナルの形のランドセルが指定されているところもありますが、防犯面や中身のこぼれにくさなどは子供が実際使う上での大きな利点と言えます。
また、昔から利用されている形なので、小学校の設備の収納面や後からランドセルカバーをかける時の事なども含めて考えると、スタンダードな「全かぶせ型」を選んでおけば間違いないと言えます。
ランドセルの選び方で失敗した話
ランドセル選びは、早いご家庭だとお子さんが年長になったらすぐに始めるようですが、すでにバッチリ自分の好みがあって「人と一緒はイヤ!違う形がいい!」と主張するお子さんもいるようです。
我が子のあまりの頑固さ(笑)に「誰に似たのか知らないけれど^^;まぁ、そこまでそう言うなら半かぶせ型(または横型)を買ってあげるかな」と、根負けする親御さんやおじいちゃんおばあちゃんもいらっしゃると思います。
ですが、ちょっと待ってください!想像していなかったルールや問題が後から発生して、お子さんが困ってしまうかも知れないんです!
実際の失敗談を2つ紹介しますね。
◆小学校で全かぶせ型以外は認められていなかった!
先ほどお伝えしたように全かぶせ型以外のタイプは「後ろから開けられてしまうので防犯の面で問題がある」ということで、小学校によっては原則認めていないケースもあるようです。ルール違反になると言うことはもちろん、自分だけお友達と違うランドセルになってしまう、という事でもありますね。
◆ロッカーに入らなかった!
学校の教室にはランドセルを仕舞う棚やロッカーが設置されていますが、全かぶせ型のランドセルが入るようなサイズで設計されていることが多いです。ランドセルの形に決まりがなくても、仕舞うべきところに入らないとなると毎日不便な思いをするのはお子さん本人です。
このような実際の例がありますので、せっかく選んで買ったランドセルが使えなかった・・・とか、ランドセルの為に毎日不便な思いをしてしまう・・・という事がない様に、もし半かぶせ型や横型を選ぶという場合は、必ず小学校に事前に確認をするようにしましょう。
また、子供の世界は一人だけ違う物を持っていたりすると、特異な目で見られることも。そこに悪気が無くても、思わぬ形で嫌な思いをする可能性も無いとは言えません。
好みのデザインが小さいうちから決まっている、って素敵なことだなと個人的には思うのですが、小学校などの集団生活で皆が使うもの、に関しては「みんなと一緒」でもいいのかな?と感じるのも正直なところです。
ランドセルカバーが必要なのは高学年!?
さて、冒頭からチョコチョコと話に出ている「ランドセルカバー」
こちらの記事でもお話しましたがランドセルの色が決められない|高学年になったら?奇抜だといじめられる? 昔は「小学校入学からしばらく付けている交通安全の黄色いカバー」か「ランドセル保護の為に使う、味も素っ気も無い透明なカバー」しか見かけることはありませんでした。えぇ、お察しの通り私の小学校時代は「昭和」です(笑)
ですが、今は色々なデザインや素材のランドセルカバーが販売されていますよね♪ランドセルを購入した時は紫が大好きだったけど、高学年になったらモノトーンに好みが変わった、と言う場合でも気に入ったランドセルカバーをつけることで「恥ずかしくてランドセルを使いたくない」という気持ちも薄れるのでは無いでしょうか。
昔とは違い、雨よけやランドセル保護の為だけでなく、自由に選べるランドセルカバーですがやはりこれも「種類が豊富」なのは全かぶせ型ランドセル用のサイズなんです。好きな柄にしたいけど持っているランドセルの形に合う物がない、となると・・・お母さん作ります?(笑)普段からハンドメイドが好きなママなら「任せとけ♪」ってな感じかもしれませんが「ヤダ、苦手。時間もないし^^;」となる方も少なくないのでは?
ランドセルカバーは「ランドセルのイメージを変えられる」だけでなく「ランドセルについた傷も隠せる」ものです。・・・まぁ傷などつけないように大事に使って欲しいのが本音ではありますけど(笑)高学年ともなると(男の子は特に^^;)傷が目立ってくる可能性も。
そんな時にランドセルカバーは便利ですし、沢山の種類の中からカバーを気軽に選べるというメリットなども「全かぶせ型」のランドセルをオススメする理由のひとつです。
ランドセルの形の選び方 あとがき
ランドセルは本当に種類や金額の選択肢が多く、こちらの記事でも書きましたが本当に選ぶのが大変だと思います。
セッセと調べれば調べるほど「何を基準にして選べばいいのか?」が分からなくなってしまうこともあると思うのですが、ランドセルの本質は「子供が勉強道具を入れて毎日安全に学校に通うための鞄」です。
あまりに迷って悩んでしまったら、一旦そこに立ち返って気持ちをリセットしてみるのもいいかもしれないですよ?小学校入学に向けて、お気に入りのランドセルを購入できるよう願っています♪
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最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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